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左側面 ![]() |
裏面 ![]() |
右側面 ![]() |
遠景
この道標の傍を通る時、時間があれば、つくづく眺めたり触ったり、後ろへ回ってみたり、何故か立ち止まってしまうのです。
表面に書かれている文字は「たきふとう」と読めます。「たきふとう」(滝不動)とは、この近くにある『正受院』というお寺のことで、1550年代の開山と伝えられています。
道標正面の「たきふとう」という文字に、方向を示す文字が書かれていないことから、当時はこの民家の辺りも『滝不動』であったと推測されます。
ところで、この道標は傾いています。土の上に建てられていたのが、年月を経て傾いていたのをそのままにして、道路を固めてしまったのでしょう。
この道標には造立年が書いてありません。おそらく庶民が実用のために立てたものなのでしょう
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